コロナ禍の今、結婚式をどのような形で開催するか迷っている方が多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。悩んだ結果、規模を縮小し、親族婚として執り行いました。
今回は、私が経験した「親族婚」について、メリット・デメリットなどご紹介します!
親族婚とは
「親族婚」とは家族と親戚のみで小規模に執り行う結婚式のこと。人によってそれぞれですが、数名~20、30名程の少人数で行うことが多いみたいです。
「家族婚」「身内婚」とも呼ばれたりしますね。
親族婚のスタイル
「挙式」+「食事会」
家族だけ、親族だけの少人数なので、披露宴の代わりに食事会を開くことが多いです。
家族だけであれば、一つのテーブルを全員で囲って食事をすることで両家の親睦をより深めることができます。わいわい談笑して食事をするだけでも、良い思い出になること間違いなしです。
親族を含めた数十名であれば、ただ食事をするだけでなく少し演出を加えることも。
司会者を付けたり、乾杯の挨拶や祝辞、花嫁の手紙や両親への花束贈呈など、、披露宴で行うような演出を一つでも加えてあげることで、メリハリが出てゲスト同士の会話もきっと弾むはずです。
挙式と食事会をセットで行うことで、新郎新婦は挙式と食事会で衣装を変えることもできますね。花嫁はウェディングドレスやカラードレス、白無垢、色掛けなど2種類の衣装を着ることが夢!って方も多いはずです。
「挙式」+「披露宴」
食事会ではなく、披露宴をしっかり行うことも可能です!
”友人を呼んでいないのに…親族だけなのに…披露宴を行ってもいいのかな…?”
そんなことありません!!
親族だけでも、少人数であっても中・大規模で行うような披露宴を行っても問題ありません。
ちなみに私も20名程の親族婚でしたが、様々な演出を取り入れた披露宴を執り行いました!後ほど、私の体験記をご紹介しますね♪
他にも
「挙式」のみや「挙式と写真撮影」のみといったスタイルで行う方もいるみたいです。どのような結婚式スタイルであっても、一生に一度だからこそ素敵な日にしたい気持ちは皆同じです。
夫婦や両家でしっかり話し合って、主役の2人が納得いくことが一番ですが、みんなが納得いくスタイルで素敵な結婚式を挙げてほしいです…☆
親族婚のメリット
私が実際に経験して感じたメリットをご紹介します。
- アットホームな雰囲気になる
- 食事をアップグレード・カスタマイズできる
- 家族や親族との時間が増える
- 手作りアイテムにこだわることができる
*アットホームな雰囲気になる
家族や親族だけだからこそ堅苦しさがなく、和やかな結婚式になると感じました。
友人や会社関係の方がいる結婚式は大人数で賑やかになる魅力がありますが、ゲストとして結婚式に参加してきて、”高砂にいる新郎新婦との距離が遠いなー”、”写真を撮ったり、喋ったりする時間が限られているなー”と少し寂しさを感じることもありました。。
その点、少人数の結婚式であれば、新郎新婦とゲストとの距離も近く、高砂に行かなくても話すことができるので、アットホームな雰囲気になると思います。
*食事をアップグレード・カスタマイズできる
少人数であれば食事にかけるお金にも余裕が出てきたり、一人ひとりに合わせた料理にカスタマイズすることも可能です。大人数の結婚式ではできないことですよね!
お酒が好きな家族や親族であれば、ドリンクをアップグレードするのもありですね。乾杯のドリンクを普段なかなか飲むことができないシャンパンにするのもおすすめです!
*家族や親族との時間が増える
先述のアットホームな雰囲気と内容は近いですが、少人数だからこそ披露宴中に家族や親族と写真を撮ったり、お話する時間が増えることがメリットだと思います。友人をたくさん呼んだ披露宴では、高砂に代わる代わる友人ゲストが来て写真を撮ることが多いと思います。その中で家族や親族は高砂に行くことをためらってしまうのではないでしょうか。挙式前の控室や親族紹介で家族との時間はありますが、披露宴で時間が取れないのは少し寂しさを感じてしまいます。。
「親族婚」は家族に感謝の気持ちをたくさん伝えることができること、これが最大のメリットだと思います。
*手作りアイテムにこだわることができる
「花嫁DIY」という言葉ができるほど、結婚式で使用する小物やペーパーアイテムを手作りする方が増えています。
ウェルカムグッズやムービー、リングピローなどは人数が関係しないので、大人数であっても手作りに挑戦しやすいですよね。一方で、人数分必要になる席札や招待状などのペーパーアイテムは人数が多ければ多いほど大変なので、なかなか手作りに挑戦することは難しいですよね。。
少人数の親族婚であれば、ペーパーアイテムでもこだわって手作りすることができます!席札を一人ひとりアレンジしてみたり、プチギフトの包装をおしゃれにこだわってみたりする余裕ができます。親族婚だからこそ、こだわりの詰まった手作りアイテムに挑戦してみてくださいね☆
親族婚のデメリット
親族婚を行う前に私が心配したこと、不安に感じたことをデメリットとしてご紹介します。
- 友人や会社関係者がいないので寂しい
- 少し盛り上がりに欠ける
- 演出が限られる…
*友人や会社関係者がいないので寂しい
私は当初、友人や会社関係者を含めた100人規模の結婚式を行う予定でしたが、コロナ禍の影響で親族婚となりました。なので、友人や同僚をゲストとして呼ぶことができなくなった時、「寂しい!!」の気持ちでいっぱいでした。
少人数での結婚式に寂しさはありますが、後日写真をたくさん見ていただいて幸せな一日を友人たちと共有しましょう♪
*少し盛り上がりに欠ける
”わいわい盛り上がってくれる友人ゲストがいないと、盛り上がりに欠けるかな…”
一番不安なことでした。。
でも工夫次第で何とでもなります!
私たちは演出をたくさん取り入れることで盛り上がりに欠けることはありませんでした。また、事前にお互いの家族や親族についての情報を両家両親にしっかり伝えておくことで、話のネタにしてもらいました。そのおかげで、新郎新婦が中座で不在の時も両家のゲスト同志で楽しく歓談してくれたそうです。
*演出が限られる…
少人数だから、家族や親族のみだから、華々しい演出は必要ないかなと考えてしまいます。確かに余興や参加型のゲームなどは友人ゲストがいてこその演出だと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、少人数でも行える演出はたくさんあります!
ケーキ入刀やファーストバイトはシャッターチャンスであり、盛り上がる演出ですよね。花嫁の手紙や両親への花束贈呈も素敵な演出です。親族婚だからこそ、新婦だけでなく新郎からも両親への手紙を読むこともできますね。
親族婚のメリット・デメリットをご紹介しました。どのような結婚式スタイルであっても良し悪しはありますし、感じ方は人それぞれです。
様々な結婚式スタイルのメリット・デメリットを踏まえて、これから結婚式を控えているお二人にとって納得いく形で結婚式を迎えてほしいなと思います☆
最後に、私の体験記
私が経験した「親族婚」について、少しご紹介します。
どんな演出をしたのか
- 新郎よりウェルカムスピーチと乾杯の音頭
- ケーキ入刀、ファーストバイト
- お色直し中座サプライズ
- プロフィールムービー
- 余興ムービー(友人や兄弟が用意してくれました)
- テーブルフォトラウンド
- 花嫁の手紙
- 両親への花束贈呈
- 新郎父、新郎の謝辞
少人数の「親族婚」でしたが、音楽や光の演出などもたくさん取り入れた披露宴を行いました。
特に、「プロフィールムービー」はこだわって作成しました!
家族や親族のみだからこそ、子供のころの写真を多めに使ったり、親戚みんなが写る写真を使ったり、家族主体のムービーにすることができるので、家族への素敵な贈り物になるはずです。
「花嫁の手紙」、これは親族婚に限らず披露宴を行うのあれば、是非取り入れてほしい演出の一つです。
なぜなら、両親への感謝をただ述べるだけではないから!
ゲスト全員への感謝の気持ちも述べることができるから!
新婦が披露宴で言葉を発することってほとんどないですよね。。
ウェルカムスピーチを新婦が行う方はいらっしゃるかもしれませんが、基本新郎がゲストに向けた感謝の気持ちを述べることが多いです。
私は花嫁の手紙において、両親と兄弟、そして新郎の両親、最後にゲストの皆様にこれまでの感謝とこれからもよろしくお願いしますの気持ちをお伝えしました。
”手紙は恥ずかしいし、みんなの前で披露するのもなー…”
と思っていた私ですが、実際やってみて、手紙を読んで良かったと心から思います!
前に立って話すことが苦手な方もいらっしゃると思います。
そんな方は、手紙をムービーにするのもおすすめです!
素敵な一日を迎えられますように…☆
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